

この合成の公式を視覚的に理解してみましょう。まず
sinθ+cosθ=√2sin(θ+π/4)・・・@
について考えてみます。いま,単位円周上の動点をPとし,原点Oと点Pを1辺として右図の様に正方形を作ります。このとき,ORは1辺が1の正方形の対角線ですから,
OR=√2
また,ORの偏角は
∠XOR=∠XOP+∠POR=θ+π/4
となりますから,点Pを動かしたときの点Rの軌跡が@のグラフとなります。

次に
3sinθ+2cosθ=√13sin(θ+α)・・・A
(ここで tanθ=2/3)
について考えてみます。右図の様に
OP’=3OP
OQ’=2OQ
となる点P’,Q’をとり,長方形OP’RQ’を考えます。このときORの長さ,偏角は
OR=√13
∠XOR=θ+α (ただしtanα=2/3)
となりますから,先ほどと同様に点Pを動かしたときの点Rの軌跡がAのグラフとなります。
