親になる確率

 2つのサイコロを使った確率について,みんなわかりましたね。それじゃ,少し応用だけど次のような問題を考えてみましょう。
 4人が右のように並ぶ“ある”ゲームで親を決めるのに,サイコロ2つを投げたときの目の和によって次のように決めます。

 くすくす笑い出す生徒を横目に,話は続く。
 「直感的に4人の中で誰が一番親になりやすいと思いますか?はい,吉岡君。」
 「Aは一番なりづらいと思います。あとの3人は同じかな?」
 「Aは5と9だけだからね。渡辺さんはどうかな?」
 「私はみんな同じじゃないかと思います。みんな平等じゃないと不公平だと思います。」
 そこへ,いつもは数学の時間を安眠の時間と勘違いしている安藤君が,なんくせを付け出した。
 「そんなのCに決まっているだろ。」
 「安藤君,どうしてCだって分かるんだい?」
 「そんなの説明できないけど,絶対Cに決まっている!」
 「それじゃ,場合の数を数えて確かめてみよう。」
 このあと,安藤君の説は正しいことが分かり,数学の授業で唯一目だった1時間でした...

 経験則は強し!理論的な確率と実験的な確率はきちんと合っているんですね。
  #最近ではこのゲームを知っている生徒も,ほとんどいなくなってきました。(^-^)