名前のついた整数の組

 整数の組には○○数と呼ばれる,ある特殊な性質を持ったものがたくさん存在します。その中にはとてもロマンティックな名前のものもあります。また,そんな組がいくつか存在するものや1個しかないもの,またいくつあるか分からないものまで色々存在します。数の神秘性に魅せられて,ずっと研究している人もいます。
 そんな名前のついた整数の組を見てみましょう。なお,次の表にまとめてあるのは中村先生(新川高校)の分類によるものです。

数  名 組の性質 具体例
友愛数
(親和数)
それ自身を除く約数の和が相手の数になる (284,220)
(1184,1210)
(2620,2924)
社交数 それぞれの整数の自身を除く約数の和が数の組の次の数になり、最後の数の約数の和が最初の数になる (103340640,
123228768,
124015008)
婚約数 1とそれ自身を含まない約数の和が相手の数になる (48,75)
(140,195),
(1050,1925)
双子素数 pとp+2がともに素数となる2数 (3,5)
(71,73)
3つ子素数 p,p+2,p+4がともに素数となる3数 (3,5,7) のみ
エマープ数 互いに数字を逆から読む同じ並びになる素数 (13,31)
(107,701)
ピタゴラス数 直角三角形の3辺の長さで整数となるもの。 (3,4,5)
(5,12,13)
ヘロンの数 面積が整数となる三角形の三辺の長さ (4,13,15)
(13,14,15)
3次元
ピタゴラス数
2+b2+c2=d2を満たす整数解 (1,2,2,3)
(1,4,8,9)
友円数 三角形の三辺の長さが整数であり、代数的に内角の1つが求まるもの (7,5,3)
(15,13,7)

《参考資料》