降水確率30%

 毎日お世話になる天気予報.その中に降水確率というのがあります.「正午から午後6時までの雨の降る確率は30%」といわれたら,傘を持っていったほうがいいのかどうか,迷いますよね.あなたならどうしますか.

 更に天気予報をよく聞くと「1mm以上の雨の降る確率」といっています.1mmぐらいなら濡れてもいいかななんて思いますが,いっぱい降るかもしれませんよね.

 さてこの降水確率,どういう意味なのでしょう.実は,過去の気象データから算出されるものなのです.例えば,正午から午後6時までの雨の降る確率を出そうとする時には,その時間帯に予想される気象条件とよく似た過去の気象実績を振り返り,その時,100回中何回雨が降ったかをカウントします.ですから,降水確率30%というのは,よく似た気象条件下で過去100回中30回雨が降った事を意味しています.

 ですから「降水確率100%」は,この予報を100回出したら,およそ100回とも雨が降るという事であって,一日中雨が続くという時間の長さの事を言っている訳ではない のです.

 つまり,雨の降りやすい状態かどうかを示しているだけで,強さなどは関係がありません.30%の日と70%の日と両日雨が降ったとしても,30%の日の方がザーザー降りで,70%の方は1〜2ミリ程度で止んでしまったということもあり得る,ということです.

 こう考えると最後はやはり自分の勘が一番なのでしょうか?

 ちなみに,もともと降水確率を始めたのはアメリカで,今から約30年前の1966年のことだそうです.日本では昭和55年(1980年)から出されたようです.

《参考資料》