されど三角定規

 小学校からおなじみの三角定規.その三角定規には,丸い穴があいているものが多いですね.案外,あの穴は合理的にできているらしいのです.
  ・定規と紙を密着させるための空気抜き
  ・穴に指をかけてすぐに取れる
  ・角張っている穴より強度が強い
  ・プラスチックの変形を防ぐ
など... さて,そんな三角定規をもう一度見直してみましょう.

1.三角定規の3辺の比

 三角定規の3辺の比は,もうおなじみですよね.45°の直角定規は2辺が等しいので3平方の定理から分かります.60°の直角定規は2枚を並べると正三角形になるので,これも3平方の定理から分かります.

2.三角定規の中で同じ長さのところ

 三角定規の中で同じ長さのところがあります.一つは重ね合わせるとすぐ気づきますが,もう一つは案外分かりづらいところです.下の右の図のように斜辺を重ねて置いたときの,2つの三角形の高さが同じになっているのです.

3.三角定規の作る角度

 三角定規の角度は30°,45°,60°,90°ですね.この2枚を重ね合わせるといくつも角度ができます.下の図で分かるとおり,180°までの間に
   15°,30°,45°,60°,75°,90°,
   105°,120°,135°,150°,165°
と15°刻みに角度があらわれます.これは加法定理のときに出てくる角度と同じですね.