右・左からかける

 定期考査における国語,数学,英語3教科の4人の点数が,次のようになったとします.

 国語数学英語合計
加藤638479226
鈴木726680218
高橋886378267
渡辺908993272
合計291302330923

 この表の数字を右のように並べたものを“行列”と呼びます.この行列で横方向の数字の並びを“行”,縦方向の数字の並びを“列”といいます.右の行列は4行3列の行列,または4×3行列といいます.
 この行列の掛け算を定義しましょう.2×2行列を例にしてみます.
   
   
   
横の行と縦の列をかけて足す,と考えればいいのです.
   

 さて先ほどのテストの点数の行列に,行列(1 1 1 1)を左からかけてみましょう.
   
出てきた行列(291 302 330)はそれぞれの科目の合計点になっていますね.同様にして行列(1 0 0 0)を左から掛けると加藤君の成績が出てきます.
   
 今度は行列(1 1 1)を右からかけてみます.
   
4人の生徒それぞれの合計点が出てきましたね.行列(1 0 0)を右からかけると,4人の国語の点数が出てきますね.
   

 このように行列の数字を変えてかけてやると,いろいろなことができますね.数値を変えてやると,傾斜配点なんかもできますよ.

《参考資料》