
座標軸に平行な直線は放物線に写され,またこれらの放物線が交わるところは,交点においてそれらの接線が直交しています。
分かりやすく原点を頂点にもつ正方形を変換させると,次の様になります。

それでは,複素写像
f(z)=1/z
の場合はどうでしょう。
f(z)=1/(x+yi)=(x−iy)/(x2+y2)
より
u=x/(x2+y2), v=−y/(x2+y2)
となります。この場合の平面の変換と原点を頂点にもつ正方形の変換は,次の様になります。


この変換は等角写像と呼ばれています。与えられた任意の2つの曲線の曲線のなす角が,写されたあとにも等しく保たれているからです。曲線と曲線のなす角とは,次の図のように,交点でそれぞれの曲線に接線を引き,その間の角をいいます。

《参考資料》